12月28日よりついに開幕!

2018年12月28日より順次、全国5都市で上演される『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ(あんステ)』シリーズ最新作、『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~

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本作は約1年ぶりの『エクストラ・ステージ』として、満を持してValkyrieが登場するほか、『あんステ』初参加のキャストも多数。

いよいよ開幕を控えるなか、今回は紅月を演じる宮澤佑さん(蓮巳敬人役)、栁川瑠衣さん(鬼龍紅郎役)、古畑恵介さん(神崎颯馬役)にインタビューし、お互いの印象や公演の“ヒント”を教えてもらいました!

果たして彼らが舞台上でどのような活躍を見せてくれるのか、幕が上がる前にぜひチェックしてみてくださいね。

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▲宮澤佑さん(蓮巳敬人役)
1995年4月3日、静岡県生まれの俳優。おもな出演作は舞台『信長の野望・大志』シリーズ(直江(樋口)兼続役)など。
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▲栁川瑠衣さん(鬼龍紅郎役)
1998年2月8日、埼玉県生まれの俳優。おもな出演作は舞台『蒼い季節』など。
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▲古畑恵介さん(神崎颯馬役)
3月30日生まれの俳優・声優。おもな出演作はゲーム『アイドルマスター SideM』(橘志狼役)など。

お互いの印象を仲よしトーク!

――『あんステ』で皆さんと「はじめまして」な読者も多いかと思います。まずは自己紹介も兼ねて、「3人の中でいちばん○○!」だと思うところを教えてください。

宮澤 蓮巳敬人役の宮澤佑です。3人の中では……いちばんイジられます(笑)。ひどいんですよ、この人たち(笑)!

古畑 愛だよ!

栁川 愛、愛!

宮澤 ……じゃあ、いっか(笑)。

――古畑さんと栁川さんからご覧になった宮澤さんは、どのような印象ですか?

栁川 僕は佑さんと同い年の兄貴がいるので、本当に地元の先輩、兄貴分みたいな存在です。

宮澤 それ、怖いイメージじゃない? 大丈夫(笑)?

栁川 そういう意味じゃなくて! 地元の仲のいい先輩みたいな感じです(笑)。

古畑 自分を持っていますよね。お芝居やダンスでも、自分を貫いている感じが出ていて、それが蓮巳とリンクしていると思います。確かにちょっとぶきっちょなところはあるかもしれないけど(笑)、自分を持っているから見せかたもすごくキレイだし、ぴったりだと思います。

宮澤 ……照れますね(笑)。“自分を持つ”というのは日々そうしようと思ってやっているところもあったので、うれしいです。「地元の先輩みたい」のほうは……瑠衣はホントにかわいいんですよ! すぐイジってくるんですけど、かわいくて大好き(笑)。

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――ではつぎに栁川さんですが、ご自身が「3人の中でいちばん○○」だと思うところはありますか?

栁川 ……記憶力がいい?

宮澤 ああ、確かに。

栁川 覚えるのが好きなんです。何でも新しいことをやるのが楽しくて、いままでやったことはなかったんですけど、歌やダンスもやるたびに楽しくて。できなかったりするとすっごい悔しいんですよ。「つぎまでには絶対全部覚えてやろう!」と燃えるので、そういうところかな?

宮澤 負けず嫌いじゃない?

古畑 でもそれは、3人そうだと思います(笑)。負けず嫌いが3人揃ってるかも。

宮澤 レッスンでできなくても、「絶対につぎまでには振りを入れておこう」って3人で話したりするくらい、みんな負けず嫌いですね。「いや、大丈夫でしょ」と言い出す人がいないです。

――では、宮澤さんと古畑さんからご覧になった栁川さんはいかがですか?

古畑 自分で言っている通り、「楽しい、楽しい」ってずっと言ってるんです。だからこそすごく物覚えも早いし。初代紅月の方々がすごいパフォーマンスをしていたこともあって、正直最初は不安だったんですけど、ふたりに会った瞬間それは消えました。とくにルイルイは、最初のお稽古では悔しい思いをしたと思うんですけど、自主練をするときにはもう、振りを入れてきていて。手の角度など細かいところまで合わせられたので、本当にハングリーだと思います。

栁川 ……あざっす(照笑)。

宮澤 僕が「瑠衣、スゲェな!」と思ったのが、『あんスタ!』のアプリをつねにやってるんですけど、『あんスタ!』のAP(体力)がなくなったときとかに、すぐ頭を使うアプリを始めるんですよ! 「それは記憶力よくなるわ!」と思いました。

栁川 大好きなんですよね、そういうのが。

宮澤 最近はオセロをめっちゃやってる(笑)。向上心はつねに高いですよね。

――最後に古畑さんの「3人の中でいちばん○○」なところを教えてください!

古畑 見せかたかなぁ。ダンスは好きですが、実力で言ったら正直フツウかなっていうところなんですけど、ダンスやお芝居をしているときはもちろん、振りがついていないときの佇まいや影芝居……まだ研究中ですが、キャラクターの見せかた、かっこよく見せる方法は自分の強みなのかなと思います。お客様にも、ふとした瞬間に「あ、颯馬くんだ」と感じて頂きたいですし。

宮澤 ダンスでもお芝居でも、「ああ、しっかり役として入ってやっているんだな」と最初の段階から感じていました。研究中だと言っていますが、僕からしたらもう、すでに自分の中にあるように見えて、さらにこれから研究していこうという感じなんじゃないかな? そういう意味で、ふーくんは向上心も高いなと思います。だから刺激を受けますね。

栁川 ふーくんこそ自分を持ってますよね。自分を持っているといえば、ザ・ふーくんというイメージ! 別のお仕事で稽古にいない日もありますが、そういうときに僕たちが振りを教えるとスゴいんです、すぐにできて。自分たちのほうが多く習っているのに、逆に教えてもらうこともあって、スゴいとしか言いようがないですね。

古畑 ……これはさすがに照れるやつ(笑)。

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3人が気になるほかのキャストは?

――『あんスタ!』や『あんステ』には、どのような印象を持っていましたか?

栁川 僕は全然ゲームをやったことなくて、ケータイゲームもまったくやらないんですよ。そんな僕でも『あんスタ!』は名前を知っていました。事務所の先輩の(小澤)廉さんが出演していましたし、すっごく人気の作品だなと思って! だって、ゲームを何もしない人が知ってるって、すごくないですか? 僕、『ムシキング』もやったことないんですよ!

宮澤 知らないよ(笑)!

栁川 そのレベルでも知ってるってスゴいと思って! 出演することになって、光栄中の光栄です。ありがとうございます。

宮澤 僕は、それこそ『あんステ』で初代紅月の上田堪大くんにすごくお世話になっていて、堪大くんから『あんステ』の話を聞いていたんです。堪大くん自身もアツい人なので、「アツいメンバーがいて、アツい作品なんだ」と聞いたときから、「『あんステ』に出たい!」とめちゃくちゃ思っていました。それが『あんステ』を知るきっかけというか、2.5次元というものを知るきっかけでもありました。なので、ご縁があって出演が決まって、堪大くんとまたさらに深い話ができるようになったのがうれしいですね。

古畑 僕は声優としても活動しているので当然『あんスタ!』のことは知っていました。それから、曲が! すごくいいんですよね! ゲームはやったことがなかったのですが、曲がカッコよくてRa*bitsと紅月の曲はダウンロードしていたんです。『あんステ』は初演を観劇して、その頃はお客様が客席でコールをするという習慣があまりなかったから、目からうろこでした。「こんな舞台があるんだ!」という衝撃を受けましたね。

宮澤 僕も『あんステフェスティバル』を観てびっくりしました。変な言いかたですが、「『あんステ』がいちばんアイドルやな!」って思いました(笑)。

古畑 お客様も全力だもんね。

宮澤 「ここに入れるのか!」といううれしさもありました。すごいですよね。

――紅月のほかに気になるキャストさんはいらっしゃいますか?

栁川 猪野(広樹)さんですね。稽古でも超おもしろいんですよ。作っていないんですよね。素で出てるんですよ、おもしろさが! それから、自分のドタイプにイケメンだなと思うくらいかっこいい! 一度、稽古場からタクシーに「乗ってく?」と声をかけてもらったことがあって、うれしかったですね……。まだいっしょに写真を撮れてないので、1枚くらい写真を撮ってもらいたいです。

――では、しっかり書いておきますね。

栁川 それは自分で言います!

宮澤 こういうところが負けず嫌いなんですよ(笑)。

――宮澤さんは気になるキャストさんはいますか?

宮澤 僕は……。

栁川 俺だろ?

宮澤 自己主張が激しすぎる(笑)。ふたりいて、まず大崎捺希はもともと3年くらいの付き合いになる知り合いで、よくご飯を食べに行ったりするんですが、同い年なんですよ。山崎大輝くんも同い年で。僕は今回が初2.5次元作品ですが、前線で活躍している同い年の人がふたりいて、同年代としても刺激を受けるところがたくさんあります。

古畑 僕は桃李役の副島(和樹)くんかな。あまり経験のないキャストも多いので、みんなで集まって練習していたり、稽古がない日も自主練したりしていますが、副島くんはいちばんがんばっていますね。ずーっと鏡の前にいて。いちばん素直なんですよ。それがお芝居やダンスにも出ているので、イチオシです! 絶対かわいくなる! って。

宮澤 ホントにいい人ですしね。

『MoM』は「人間ドラマとしてもすごくおもしろい」

――『Memory of Marionette』はどのような作品になりそうでしょうか? 皆さんから“ヒント”を教えてください。

宮澤 最初に台本を読んだときにいいなと思ったのが、シーンがどんどん切り替わっていくなかで、ひとりひとりの想いやストーリーがあって、そのキャラがどういう気持ちでその場にいるのかを感じられるシーンが多いところです。僕が演じる蓮巳敬人くんもそうですが、役者としてお客様に「こういうときはこういう風に思ってるんだろうな」と伝えることができれば、すばらしい作品になると思います。

栁川 いままでの『あんステ』はキラキラしている印象ですが、今回は人間関係が絡み合った人間ドラマとしてもすごくおもしろくて、ひと味違ったおもしろさがあるんじゃないかなと思います。

古畑 今回ももちろんお客様といっしょに盛り上がれる曲はありますが、Valkyrieがメインでドーン! ときているので、“芸術点プラス”みたいな作品です。より集中して観て頂ける舞台になると思います!

宮澤 グッと入り込める舞台ですよね。

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――ネタバレにならない範囲で、お気に入りのシーンなどはありますか?

栁川 (紅郎が)手芸部に行くシーンがあるんですけど、全部がいいシーンです! ぜひ見てほしいですね。自分でも演じていて楽しいです。

宮澤 今回は敬人くんの感情の振り幅がすごいんです。もちろん演じていて難しい部分はたくさんあるんですけど、その振り幅を自分の中に落として演じられるのがうれしいですね。稽古も進んできて、「やっと敬人くんとリンクできるんだ」と思える瞬間があるんですよ! 「こういう気持ちなんだ!」って。「ちょっと近づいた!」と思える瞬間がうれしいですね。

――それでは、“新生紅月”をどのようなユニットにしていきたいと思いますか?

宮澤 求めているところは3人いっしょだと思います。“クオリティ高く、かっこよく見せる”というのは絶対に全員が思っていることで、ダンスの練習をしていても全員意思疎通ができている……というか、「ここまでには完璧にしてくるよね?」という暗黙のラインがあるんです(笑)。全員で完璧に近いものを作ろうと練習しています。

古畑 なんだかんだチームワークはあります(笑)。僕たちにしかできない紅月があるし、「『あんステ』二代目の紅月もカッコイイじゃん!」と思って頂けるように、僕たちの紅月を作れたらいいなと思っています。

――「ここはほかのユニットには負けない!」というところはどこでしょう?

栁川 エネルギッシュなところかな。

古畑 そうだね。

宮澤 振りも、紅月は難しい振りをつけて頂いていると思うんです。だからこそ、そこは絶対に外せないところですし、個人でも練度を上げていきたい。個人個人にも注目して頂きたいですね。それも全部紅月なので。

古畑 それぞれのユニットに役割分担があると思うんです。Ra*bitsはかわいくて、Valkyrieは格式高く圧倒的だし、fineはきらびやかで高貴で……。だとしたら紅月は何だろうって考えたときに、「エネルギーと圧とパワーだよね」と3人で話し合ったことがあるんです。最近はお稽古でもギャンギャンに歌っていますし、ひとつひとつ力強く、エネルギーや圧は負けたくないなと思います。全力が人の心を打つと思うので。

――最後に、公演を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

古畑 今回は『あんステ』史上最多公演数で各地にたくさん回れるので、いろんな転校生さんに会えるのが楽しみです。公演数は多いですが、毎回最高のクオリティのものを精いっぱい届けていきますので、応援のほど、よろしくお願いします!

栁川 自分たちが楽しまなければお客様にも楽しさが伝わらないと思うし、自分たちが本気にならなかったらお客様も本気になれないと思います。まずは僕たち自身が本気でアツくなって、キャラクターや作品に愛をもって全力でパフォーマンスしないと始まらないと思うので、皆さんも全力で応援してくれたらうれしいです!

宮澤 稽古場でも、役者さんがひとりひとり、すごくキャラクターを愛してキャラクター体現しようと一生懸命お芝居しています。お客様にも絶対そう思って頂けるように稽古をしているので、会場に足を運んで頂けたら、絶対に満足して帰れるような作品になっていると思います。なので、ぜひ応援に来て頂きたいです! よろしくお願いします!

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公演概要

【公演名】『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Memory of Marionette~
【原作】『あんさんぶるスターズ!』(Happy Elements K.K)
【脚本】赤澤ムック
【演出】宇治川まさなり
【音楽】Arte Refact/角谷和俊
【作詞】松井洋平
【キャスト】
斎宮宗役:山崎大輝、影片みか役:猪野広樹/仁兎なずな役:大崎捺希、紫之創役:熊谷魁人、真白友也役:宮崎湧、天満光役:奥井那我人、天祥院英智役:笹森裕貴、日々樹渉役:萩尾圭志、伏見弓弦役:渡邉駿輝、姫宮桃李役:副島和樹、蓮巳敬人役:宮澤佑、鬼龍紅郎役:栁川瑠衣、神崎颯馬役:古畑恵介
【公演日程・劇場】
・東京(天王洲 銀河劇場):2018年12月28日(金)~30日(日)
・東京(日本青年館ホール)2019年1月10日(木)~14日(月・祝)
・京都(京都劇場)2019年1月18日(金)~20日(日)
・大阪(梅田芸術劇場メインホール):2019年1月25日(金)~2月3日(日)
・福岡(アルモニーサンク 北九州ソレイユホール):2月6日(水)~7日(木)
・宮城(仙台国際センター 大ホール):2019年2月14日(木)~15日(金)
【主催】マーベラス/Happy Elements K.K/フロンティアワークス

(C) 2016 Happy Elements K.K/あんステ製作委員会