3年生の“ラストライブ”『返礼祭』シリーズをプレイバック!

リズムゲームとなった『あんさんぶるスターズ!!Music』と、元来の内容をさらにパワーアップさせた『あんさんぶるスターズ!!Basic』のふたつのアプリで展開していくことを発表している『あんさんぶるスターズ!』

『!』がひとつ増えた『あんさんぶるスターズ!!』では、従来のメインストーリーから時間が進み、“新章”として夢ノ咲学院を飛び出した物語が綴られる予定です。

そこで今回は新章に向かう前の事前準備として、これまで配信された“返礼祭”の内容を振り返ります!

目次

⇒衝突!想い還しの返礼祭
⇒バトンタッチ!涙と絆の返礼祭
⇒モーメント*未来へ進む返礼祭
⇒レクイエム*誓いの剣と返礼祭

※以下、『あんスタ!』ストーリーの核心に迫るネタバレを含みます。

返礼祭とは

ホワイトデーの季節に開催される大型ドリフェスを指します。内容は2月のバレンタインシーズンに開催されている“ショコラフェス”と同じで、夢ノ咲学院にファンを招き、ライブやお菓子をプレゼントするというもの。

昼の部(前半戦)と夜の部(後半戦)に分かれており、夜の部は昼のライブでの成績がよかったユニットだけが参加できる構成になっています。

ショコラフェスと大きく違うのは、卒業を控えた3年生ではなく、1、2年生が主体となって盛り上げるというルールがあることで、ファンへの返礼のほか、下級生から上級生への返礼の意味合いが含まれています

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内容がショコラフェスと同じなのも、企画や準備に慣れていない1、2年生がやりやすいようにという意図があります!

天祥院英智が水面下で、人気のユニットはそのままアンサンブルスクエアで活動を続けるという構想を練っていますが、この計画については一部の生徒しか知らないため、大多数の生徒が卒業や引退、解散などの別れを強く意識しています。

今後各ユニットがどうするのか、3年生は卒業後にどんな進路を選ぶのか、という不安と期待が入り混じったシナリオが魅力的です。とくに3年生の進路は新章にも関わってくるので、ここでチェックをしてみてください。

衝突!想い還しの返礼祭

記念すべき、最初の返礼祭はUNDEAD2winkが中心のイベントです。

といっても、1年生だけのユニットである2winkは自分たちの問題を乗り越え、この時期とても安定しており、ワタワタするUNDEADのアドバイザー的な立ち位置に。

一方、UNDEADにとっては“デッドマンズ”という単語が初登場し、大いにプレイヤーを沸かせました。

また物語のメインではありませんが、紅月についても触れられているので、そこもご注目を。

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当初はユニット活動をサボリがちだった羽風薫も積極的に顔を出し始め、とてもいい状態になったUNDEAD。しかし、返礼祭の準備期間中に朔間零から解散宣言が。

その言葉に納得ができずに怒り出す大神晃牙ですが、具体的にどう抗えばいいのかわからず、足踏み状態になってしまいます。

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晃牙にとってはこれまで「ワンコ」と呼んでいた零が急に「晃牙」と呼んできたことも怒りのポイントらしく、零と晃牙の間ではこの呼び名が重要なポイントにもなっています。

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同じころ、紅月のほうでも問題が発生! 唯一の下級生である神崎颯馬が学校に来なくなってしまいます。

紅月は3年生ふたりに2年生がひとりという構成で、蓮巳敬人は副会長として企画制作に慣れており、鬼龍紅郎は服飾の達人ということで、これまでライブ準備はほとんど3年生が主体。

颯馬にひとりで行う心構えをさせてこなかった自覚のあるふたりは、「颯馬なら大丈夫」と思いつつも、心配な表情を見せます。

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また敬人は颯馬だけでなく、昔馴染みであった零や晃牙のことも心配していました。UNDEADや自分の将来のことをどこか他人事にように話す零を見かねた敬人は一計を案じ、物語はついに返礼祭の当日を迎えます。

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当日、順調にライブを行う2winkから「UNDEADが“デッドマンズ”に生まれ変わって、大好評になっている」という噂を聞いて驚く晃牙と乙狩アドニス。

噂の元凶が敬人だと勘づいた晃牙が急いで彼のもとへ行くと、そこにはデッドマンズとしてステージに立つ零の姿が。デッドマンズの正体は、零、薫、敬人、紅郎という3年生による実力派のアイドルたちでした。

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圧倒的な差でファンを魅了させていくデッドマンズと勝負をするため、晃牙とアドニスはふたりだけで夜の部に参加できるように奮闘を始めます!

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返礼祭での活躍とその後の進路

●2wink
みごとな双子パフォーマンスで夜の部に出演。同じ部活仲間としていつも見守ってくれていた零にお礼を言いつつ、今後も夢ノ咲学院でアイドルとしてがんばっていくことを決意。

●紅月
「ひとりでできる」という決意を見せるため、ギリギリまで敬人と紅郎に内緒で返礼祭の準備を進めた颯馬。その甲斐あって、ひとりだけのパフォーマンスでも紅月として夜の部へ参加を決め、最後は3人で紅月として返礼祭に参加した。

●UNDEAD
メンバーがUNDEADとデッドマンズに分かれて参加し、夜の部では2組のライブ対決に。敬人と紅郎が紅月のほうで出演したため、実質4人でのUNDEADライブが行われる。
卒業後も零と薫が組んでアイドル活動を続け、晃牙とアドニスがそれを追いかける予定になっている。

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バトンタッチ!涙と絆の返礼祭

『バトンタッチ!涙と絆の返礼祭』は流星隊が主役のイベントです。

返礼祭を巡って、1年生たちが大げんかをするシーンは、高校生らしい不安や嫉妬、期待が入り混じり、グサっと心に刺さるセリフが盛りだくさん!

またこのイベントから部活での追い出しパーティーなどが描かれるようになり、アイドル活動以外で卒業を感じる場面も増えました。

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ほかのユニットが続々と返礼祭への参加を決めるなか、なかなか書類を提出してこない流星隊。盛り上げユニットとして人気な流星隊が出演しないのは困ると、英智から守沢千秋と深海奏汰に声がかかります。

しかし、後輩たちが主体となるライブのため、自分たちは堪えなくてはいけないとふたりは静観を決めるのでした。

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一方そのころ、1年生のほうでは転校生から返礼祭をどうするのか尋ねられます。

南雲鉄虎と仙石忍は先輩たちにお礼をしたい気持ちはあれど、先輩ふたりの不在とアイドル活動に消極的な高峯翠がいることから、「やりたいけど無理だと思う」と冷静にコメント。

流星隊は精神的に千秋の存在が大きいユニットだとは思いますが、1年生だけで活動することも多いユニットなので、この冷静さに驚きを感じます。

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このやり取りをきっかけに、千秋の不在中はリーダー役を任されている鉄虎は、再度翠のもとへ行き、返礼祭へ参加を尋ねることに。

しかし、翠は八百屋である実家の手伝いを理由に拒否。またお決まりの「無理」、「面倒くさい」などのワードを言ったため、鉄虎の怒りが爆発! 涙涙の大げんかが始まってしまします!

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千秋のようにみんなを引っ張っていくことはできないと主張する鉄虎、もともとみんなと同じようにアイドルに対してひたむきになれないと話す翠、そしてそんなふたりのケンカを自分だけでは止められない忍。

先輩ふたりが見守るなか、1年生は意見をぶつけるだけで返礼祭への答えは見つかりませんでした。

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そして、返礼祭当日。途中からでも翠がやってくることを祈りながら、ふたりだけで返礼祭に参加する鉄虎と忍。一方、出遅れた翠は、翠の代わりにお手伝いをすると申し出てきた千秋と奏汰に見送られながら、仲間が待つ学校へと急ぐのでした。

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返礼祭での活躍とその後の進路

●流星隊
参加を決めたのはギリギリだったものの、1年生3人の力で昼の部を乗り切り、夜の部へ出場。転校生の計らいで千秋と奏汰も返礼祭に衣装に着替え、5人で夜の部を盛り上げた。
卒業後、千秋はアイドル活動のほか、特撮や教育番組など子どもに夢を与える仕事も行うマルチタレントの道へ。奏汰はアイドルはやめないものの、深海家の問題解決の処理を優先させる模様。

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モーメント*未来へ進む返礼祭

Ra*bitsValkyrieの中心となった『モーメント*未来へ進む返礼祭』は、仁兎なずな、斎宮宗、影片みかの旧Valkyrieの問題が関わってくることに。1年間を通して徐々にほどかれていった彼らのわだかまりが、この返礼祭でしっかりと清算されました。

登場時から歪なバランスを保っていたValkyrieが自分たちの確固たる絆を確かめる姿や、弱小ユニットだったRa*bitsが頼もしくパフォーマンスするシーンは、まさにこれまでの集大成といっていいでしょう。

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返礼祭や卒業が近づくなか、テレビの仕事も増え、リーダーのなずなから「もう3人でもRa*bitsは大丈夫」と太鼓判を押される1年生たち。もともと自立を促されていた3人ですから、なずな卒業のさみしさはあれど、安定した雰囲気があります。

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一方Valkyrieもアニメ会社やおもちゃ会社とのタイアップ企画が成功し、幼稚園児から中学生くらいまでの新たなファンを獲得。しかしみかは、宗を始めとする人々からその仕事を引き継ぎ、自由に活動するよう勧められますが、頑なにValkyrieの解散を望みます。

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しばらくは不安定なみかを気遣って返礼祭への参加も見送った宗ですが、卒業前の最後の舞台が終わった日、いまだに変わろうとしないみかに「命令に従うだけの人形はいらない」と宗は永遠の別れを言い渡すのでした。

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返礼祭当日。宗にひどいことを言われ、みかが行方不明になっていると聞いたなずなは、昼の部を1年生に任せ、みかのもとへ急ぎます。すると、そこにはけろっとした顔をしたみかの姿が。彼はひとりで「宗の期待に応えたい」という自分の答えにたどり着いていました。

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夜になり、Ra*bitsとValkyrieは2ユニットとも後半戦にコマを進めます。

1年間大事に育ててきた後輩たちといっしょにパフォーマンスを行うなずな。そして最後には、「なずなに対する風評被害をなくすためにいっしょにライブをしてほしい」という真白友也の提案をみかが受け入れ、Ra*bitsとValkyrieの合同ライブが行われたのでした。

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返礼祭での活躍とその後の進路

Ra*bits
返礼祭では、なずながいない状態でも、もう弱小ユニットとは言えない安定した実力で前半戦を突破。しかし順位で言うと、Valkyrieに一歩及ばず、友也たちはみかに今後の活躍で見返すと挑戦的な宣言をした。
なずなは卒業後、教師やマスコミ関係の道も視野に入れて、国立大学に進学。しばらくは学業優先に。その間、Ra*bitsのリーダーは友也が受け持つことになった。

Valkyrie
一時は返礼祭に出ないと決めていたものの、ギリギリで参加。みか主体の衣装やパフォーマンスが好評。
卒業後、宗は見分を広めに海外の大学へ。Valkyrieの名前はみか引継ぎ、宗も大きな仕事がある場合は帰国することを約束している。

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レクイエム*誓いの剣と返礼祭

4つ目はKnightsの返礼祭。返礼祭シリーズは、どれもが濃い内容とボリュームがあるのですが、そのなかでも超大作だったイベントストーリーが特徴です。

リニューアル前の最後の返礼祭でもあるので、新章に関わる内容が小出しで出ているのもポイント。後から読み返すと、「ここはこういう伏線だったのか」と気づくこともあるかもしれません。

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月永レオや瀬名泉が卒業したあとも、5人での活動頻度は減るものの、そのままユニットとして続けていくと漠然と考えていたKnightsは、レオの指名で朱桜司にリーダーの座が譲られることに。

事前に話を聞かされていた鳴上嵐と朔間凛月も受け入れ、問題なく授与されると思われていましたが、ちょうど朱桜家の当主なること選ぶかアイドルとしての未来を選ぶかで悩んでいた司は王冠を拒否してしまいます。

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英智たちからの情報で司の父親が一時的に危篤状態だったことを知ったKnightsは、司の悩みを理解。司がいない状態で返礼祭への準備を進めますが、リーダーの交代をうやむやにしたままの準備はどこか嵐や凛月の心を不安定にさせていきます。

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そして、司がユニットに復帰した日、今もなおリーダーの座にいるレオはその権限でKnightsの解散を宣言。レオが復帰する際に行ったジャッジメントを再現するようにメンバーを傷つける姿に覚悟を感じとった司は、レオに決闘を申し込みます。

そして、Knightsは返礼祭の裏側で下級生3人が臨時で王さまの役割を担い、それによって変化したパフォーマンスをファンにジャッジしてもらう“レクイエム”を開催。

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司、凛月、嵐は、これからのKnightsをどんなふうに導いていくかファンと先輩たちの前で示すことになり、その結果は夜の部で発表されます。

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昼の部を1位で通過したKnightsは夜の部でトリを務め、ファンが見守るなか、新生Knightsが誕生するのでした。

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返礼祭での活躍とその後の進路

Knights
それぞれが奮闘した結果、昼の部で1位を獲得したKnights。またレクイエムの結果、嵐がリーダーに選ばれたが、その権利を司に譲渡。リーダーは司に変更された。
卒業後、レオと泉はともにヨーロッパへ。レオは世界を飛び回りながらアイドルと作曲家活動をしており、泉はモデルとして勉強中。返礼祭後に海外でKnightsによる戴冠式ライブも行われた。

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以上の4つが返礼祭シリーズでした。

また語られていない一部のユニットですが、2年生だけのユニットであるTrickstarは返礼祭では裏方を担当しており、出演はなし。fineは『Link♪ここから始まるシンフォニア』で、Switchは『駆け引き◆ワンダーゲーム』で彼らの未来について語られています。

MaMについてはまだ謎の部分が多いので、今後の内容をぜひ見守ってください。

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